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ドージコイン(DOGE)とは

ドージコイン(DOGE)はライトコイン(LTC)のコードをベースに開発された暗号資産(仮想通貨)です。インターネット・ミームの「ドージ(Doge)」がモチーフとなっており、処理速度の速いことや発行上限が無いことなどの特徴があります。

この記事では、これからドージコイン(DOGE)の購入を検討している方に向けて、ドージコイン(DOGE)の概要、特徴、今後についてご紹介します。

ドージコイン(DOGE)とは?

ドージコイン(DOGE)とは?

ドージコイン(DOGE)は、ライトコイン(LTC)のコードをベースに開発された暗号資産(仮想通貨)です。2013年に人気となったインターネット・ミームの「ドージ(Doge)」がモチーフになっており、元Adobe Systemsのマーケティング担当のJackson Palmer氏と元IBMのソフトウェアエンジニアのBilly Markus氏が中心となり開発されました。

ドージコイン(DOGE)は、ビットコイン(BTC)の利用用途が問題視されていた2013年にジョークとして考案され、同年12月にローンチしました。プロジェクトの詳細などが記載されているホワイトペーパーは存在せず、ドージコイン(DOGE)に関する情報は、コミュニティによるブログやフォーラムへの投稿を通じて提供されています。

2022年7月6日時点、ドージコイン(DOGE)は時価総額1兆2,029億円、時価総額ランキング10位の暗号資産(仮想通貨)です。

ドージコイン(DOGE)の特徴

ドージコイン(DOGE)の特徴

ドージコイン(DOGE)には以下の特徴があります。

処理速度

ドージコイン(DOGE)はライトコイン(LTC)のコードをベースに開発された暗号資産(仮想通貨)です。コンセンサスアルゴリズム(合意形成の仕組み)にはビットコイン(BTC)やライトコイン(LTC)同様、Proof of Work(PoW)が採用されています。

Proof of Work(PoW)では、取引データ(トランザクション)の承認はマイニングによって行われます。
マイニングとは取引データを検証して承認し、新たなブロックを生成する作業のことです。マイニングを行う人のことをマイナーと言い、ブロックを生成したマイナーは手数料としてマイニング報酬を受け取ることができます。

マイニングによる取引データの承認サイクルは暗号資産(仮想通貨)ごとに異なります。例えばビットコイン(BTC)の場合は約10分に1回の頻度で行われ、ライトコイン(LTC)の場合は約2.5分に1回の頻度で行われます。

一方ドージコイン(DOGE)の承認作業は約1分に1回の頻度で行われます。そのため、ビットコイン(BTC)やライトコイン(LTC)を含むProof of Work(PoW)を採用している暗号資産(仮想通貨)と比較すると、処理速度が非常に速いとされています。

※取引データの承認速度は、ネットワーク状況によって低下する場合があります。

発行上限

多くの暗号資産(仮想通貨)には、発行数量の上限が設定されています。

例えばビットコイン(BTC)の発行上限は2,100万枚に設定されており、ドージコイン(DOGE)のベースとなったライトコイン(LTC)の発行上限は8,400万枚に設定されています。

一方ドージコイン(DOGE)には発行上限が設定されていません。マイニングを通じて上限なく発行が行われることから、いわゆる「インフレ通貨」としての性格を有しており、取引を行う際には留意する必要があります。

なお、2022年7月6日時点で、ドージコイン(DOGE)は約1,326億枚が発行されています。

ドージコイン(DOGE)の今後

ドージコイン(DOGE)の今後

ドージコイン(DOGE)の開発支援を行っている非営利団体のドージコイン財団(Dogecoin Foundation)は、2021年12月に、今後のドージコイン(DOGE)に関する取り組みをまとめた「ドージコイン・トレイルマップ」を公開しました。
ドージコイン・トレイルマップによると、以下の取り組みが予定されています。

トレイルマップ

Dogecoin.com makeover & Dogepedia:公式サイトのリニューアルとFAQの追加
Libdogecoin:プロダクト開発用ライブラリの提供
Dogecoin Standard:ドージコイン(DOGE)の仕様書の提供
GigaWallet:ドージコイン(DOGE)の導入をサポートするプロダクトの提供
Dogecoin Keyring(App/SDK):詳細未公開
RadioDoge (Starlink + Radio nodes for remote locations):詳細未公開
Community Staking (Proof of Stake):詳細未公開
Point of Sale (L2 app):詳細未公開

これらの取り組みは、ドージコイン(DOGE)をより実用的な暗号資産(仮想通貨)へとアップデートすることを目的としており、それぞれの取り組みが実現することで、今後のドージコイン(DOGE)のユースケース拡大が期待されます。

ドージコイン・トレイルマップは以下よりご確認いただけます。
https://foundation.dogecoin.com/trailmap/prologue/

まとめ

この記事ではドージコイン(DOGE)についてご紹介しました。

ドージコイン(DOGE)はライトコイン(LTC)をベースに、インターネット・ミーム「Doge(ドージ)」をモチーフにして開発された暗号資産(仮想通貨)です。ドージコイン(DOGE)がより実用的な暗号資産(仮想通貨)へとアップデートされることを目的とした「ドージコイン・トレイルマップ」の取り組みが公開されていることから、今後のユースケース拡大に期待が集まります。

またドージコイン(DOGE)は2022年7月6日より、GMOコインにて取り扱いが開始されました。ドージコイン(DOGE)に興味がある方は、お取引を検討してみてはいかがでしょうか?

DOGEの価格・相場・チャート