モナコイン(MONA)とは

モナコイン(MONA)とは

モナコイン(MONA)は日本発祥の暗号資産(仮想通貨)です。掲示板サイト「2チャンネル(現在の5チャンネル)」で有名なアスキーアート「モナー」がモチーフとなっています。

この記事では、これからモナコイン(MONA)の購入を検討している方に向けて、モナコイン(MONA)の概要、特徴、今後についてご紹介します。

モナコイン(MONA)とは

モナコイン(MONA)は日本で誕生した暗号資産(仮想通貨)です。Mr .Watanabe(ワタナベ氏)と名乗る人物によって開発が行われ、2013年にベータ版が公開、2014年1月に正式ローンチが行われました。

モナコイン(MONA)はライトコイン(LTC)をベースに開発された暗号資産(仮想通貨)です。コンセンサスアルゴリズム(合意形成方法)にはビットコイン(BTC)やライトコイン(LTC)と同じProof of Work(PoW)が採用されており、発行数量上限は105,120,000 MONAに設定されています。

2021年12月1日時点、モナコイン(MONA)は時価総額133億円、時価総額ランキング451位の暗号資産(仮想通貨)です。

モナコイン(MONA)の特徴

モナコイン(MONA)の特徴

モナコイン(MONA)は以下の特徴などがあります。

日本発祥の暗号資産

冒頭でもご紹介しましたが、モナコイン(MONA)は日本で誕生した暗号資産(仮想通貨)です。日本最大級のインターネット掲示板サイト「2チャンネル(現在の5チャンネル)」で有名なアスキーアート(※)「モナー」がモチーフとなっており、サブカルチャーに関連づいた暗号資産(仮想通貨)としても知られています。

モナコイン(MONA)はビットコイン(BTC)などの暗号資産(仮想通貨)と同様に特定の管理主体はおらず、開発や管理は有志コミュニティによって行われています。
またモナコイン(MONA)はユーザーによって他の暗号資産(仮想通貨)ではあまり見かけないユニークな方法で利用されており、例えば以下などがあります。
モナコイン(MONA)神社の建立
「0.00114114(イイヨイイヨ)MONA」や「0.004649(ヨロシク)MONA」など、語呂合わせの投げ銭

(※)文字や記号を用いて書かれた絵

送付や決済に利用しやすい暗号資産(仮想通貨)

モナコイン(MONA)は送付の処理速度が比較的早い暗号資産(仮想通貨)です。

例えばビットコイン(BTC)の場合、約10分に1回の頻度で取引が承認され、送付が実行されます。これに対しモナコイン(MONA)の場合、約90秒に1回の頻度で取引が承認されて送付が行われるため、単純に比較すると、モナコイン(MONA)はビットコイン(BTC)の約6.5倍の速度で送付することが可能です。

またモナコイン(MONA)には、取引データの増加に伴う送付の遅延や手数料の高騰を回避するための技術である「Segwit(セグウィット)」が実装されています。これにより、利用者は送付時に発生する手数料を比較的安く抑えることができます。

これらのことから、モナコイン(MONA)は送付や決済に利用しやすい暗号資産(仮想通貨)だと言われています。

ブロックチェーンの混雑状況によっては送付時間が遅延したり、手数料が高騰する場合があります。

半減期

モナコイン(MONA)は、ビットコイン(BTC)やベースとなったライトコイン(LTC)と比べて早い周期で半減期を迎えるという特徴があります。

半減期とは、ブロック生成に成功したマイナーに支払われる報酬(マイニング報酬)が半減するタイミングのことです。

モナコイン(MONA)が採用しているコンセンサスアルゴリズムのProof of Work(PoW)では、提供する計算作業量に応じてブロック生成の権利が割り当てられ、ブロックの生成に成功したマイナーに対して、マイニング報酬が与えられます。このマイニング報酬が半減するタイミングのことを「半減期」と言い、ビットコイン(BTC)やライトコイン(LTC)の場合は約4年に1回半減期を迎える仕様となっていますが、モナコインでは、約3年に1回半減期を迎える仕様となっています。

なお2021年12月1日現在、モナコイン(MONA)のマイニング報酬は12.5MONAで、次回の半減期(2023年10月頃)を迎えるとマイニング報酬は半分の6.25MONAとなる予定です。

モナコイン(MONA)の今後

モナコイン(MONA)の今後

モナコイン(MONA)は有志のコミュニティにより開発・運営されており、モナコイン(MONA)を利用したサービスには以下のものなどがあります。

CHOCOMONACA

CHOCOMONACAはNFT(Non Fungible Token)マーケットプレイスです。暗号資産(仮想通貨)をモチーフとしたイラストのNFTを取引することができます。
CHOCOMONACAで出品されているNFTは、現在モナコイン(MONA)でのみ購入することができます。

Monappy

Monappyはモナコイン(MONA)のオンラインウォレットおよびポータルサイトです。保有しているモナコイン(MONA)を利用して、サイト上に存在するイラストや記事への投げ銭や商品の購入などができます。
なおMonappyは2018年9月に一度サービスを停止しましたが、2019年10月にサービス再開となりました。

このほかにも有志のコミュニティによるモナコイン(MONA)を利用したサービスの開発が進められるなど、今後のモナコイン(MONA)のユースケース拡大に期待が集まります。

まとめ

この記事ではモナコイン(MONA)についてご紹介しました。

モナコイン(MONA)は日本で開発された、サブカルチャーに関連のある暗号資産(仮想通貨)です。特定の管理主体は存在せず、有志のコミュニティが中心となり開発・管理が行われており、送付や決済に利用しやすい設計になっていることから、今後のユースケース拡大に期待が集まります。

またモナコイン(MONA)は2021年12月1日よりGMOコインでの取り扱いが開始されました。モナコイン(MONA)に興味がある方は、お取引を検討してみてはいかがでしょうか?

MONAの価格・相場・チャート

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