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ビットコイン(BTC)は今後どうなる?過去から現在の価格推移をご紹介!

最終更新日:2023/11/14

2020年11月から12月末にかけてビットコイン(BTC)の価格は大幅に上昇しました。中でも12月17日にビットコイン(BTC)の価格は2,399,530円となり、2017年に記録した最高値を更新したことで大きな注目を集めました。その後も価格は上昇し、2020年12月28日現在、ビットコイン(BTC)の価格は約275万円となっています。

この記事では、今後ビットコイン(BTC)の価格がどうなるのか予想するための参考情報として、以下3つの項目をご紹介いたします。
過去のビットコイン(BTC)の価格推移
2020年のビットコイン(BTC)の価格推移
ビットコイン(BTC)の価格に影響を与えると予想されているイベント
※ビットコイン(BTC)の価格は、GMOコイン「販売所」BID価格を参照

過去のビットコイン(BTC)の価格推移

まずは過去のビットコイン(BTC)の価格推移をみていきましょう。
ここでは、
2016年以前の価格
2017年の価格
2018年の価格
2019年の価格
に分けてご紹介します。

2016年以前のビットコイン(BTC)の価格

ビットコイン(BTC)の価格は、2012年までは1,000円台が最高値でしたが、2013年に大きく上昇しました。

2013年1月に1,000円台で取引されていたビットコイン(BTC)の価格は、4月には1万円台を突破、11月には10万円台を記録し、わずか1年間で100倍近い価格となりました。

しかしその後、ビットコイン(BTC)は長期的な下落相場を迎えます。
11月に10万円台を記録したビットコイン(BTC)の価格は、翌月の12月から2015年1月までの期間で右肩下がりに下落し、2015年1月の終値は2万円台となりました。

その後数ヶ月間は大きな価格変動はありませんでしたが、2015年10月から再び価格が上昇し、2016年12月には、約3年ぶりとなる10万円台を記録しました。

2017年のビットコイン(BTC)の価格

2017年は仮想通貨元年と呼ばれ、テレビのニュースなどでも報道されることが多々あったため、記憶に新しい方も多いのではないでしょうか。

1月に10万円台で取引が開始されたビットコイン(BTC)は、8月に50万円台に、11月に100万円台に到達し、12月8日には当時のビットコイン(BTC)史上最高値となる2,332,385円を記録しました。その後、ビットコイン(BTC)の価格は下落し、2017年の終値は166万円台となりました。

2018年のビットコイン(BTC)の価格

2018年のビットコイン(BTC)価格は、2017年の上昇相場から一転して、1年間を通して下落が続きました。

1月に166万円台で取引が開始されたビットコイン(BTC)の価格は、1月5日に再び200万円台に達しましたが、月末にかけて大幅に下落し、1月末時点で107万円台となりました。その後も一時的な上昇はあったものの12月にかけて下落し、12月15日には2018年の最安値となる350,853円を記録しました。なお翌日16日以降のビットコイン(BTC)の価格はやや上昇をみせ、2018年の終値は39万円台となりました。

2019年のビットコイン(BTC)の価格

2019年のビットコイン(BTC)価格は、上半期は上昇し、下半期は下落しました。

1月に39万円台で取引が開始されたビットコイン(BTC)の価格は上昇し、6月には約1年ぶりとなる100万円台に到達、同じく6月に2019年の最高値となる1,473,564円を記録しました。しかしその後、8月から12月にかけて価格は徐々に下落、2019年は76万円台で取引を終えました。

【2020年】ビットコイン(BTC)の価格推移

ここからは2020年のビットコイン(BTC)の価格推移についてご紹介します。

1月上旬〜2月中旬:110万円台に復帰

1月上旬〜2月中旬にかけては、ビットコイン(BTC)の価格は上昇しました。

1月1日に76万円台で取引が開始されたビットコイン(BTC)の価格は、2月中旬にかけて上昇し、2月13日には113万円台となりました。

2月下旬〜3月中旬:2020年の最安値402,022円を記録

110万円台への復帰後、2月下旬になるとビットコイン(BTC)の価格は大きく下落しました。

中でも3月12日〜13日にかけての下落幅が大きく、12日に80万円台で取引が開始されたビットコイン(BTC)の価格は、13日には2020年最安値となる402,022円となり、わず2日間で約40万円の下落となりました。

3月下旬〜5月中旬:100万円台に復帰

2月下旬から短期間で大きな下落を見せたビットコイン(BTC)価格でしたが、3月下旬になると一転して再び上昇に転じました。

3月13日に2020年の最安値を記録したビットコイン(BTC)の価格はその数日後から上昇をみせ、5月7日には約2ヶ月半ぶりに100万円台に復帰しました。

5月下旬〜7月中旬:90万円台〜100万円台で推移

5月下旬〜7月中旬にかけては、ビットコイン(BTC)価格の大きな変動はほとんどありませんでした。

この期間のビットコイン(BTC)の価格は90万円台〜100万円台で推移し、5月中旬までと比べると、比較的変動幅が小さな相場となりました。

7月下旬〜8月中旬:120万円台に復帰

7月下旬になると、ビットコイン(BTC)の価格は上昇トレンドに入りました。

とくに7月27日には大きな上昇を見せ、102万円台で取引が開始されたビットコイン(BTC)の価格は、わずか1日で112万円台となりました。その後もビットコイン(BTC)の価格は徐々に上昇し、8月17日には129万円台をつけました。

8月下旬〜9月上旬:100万円付近まで下落

8月下旬から、再びビットコイン(BTC)価格は下落トレンドに転じます。

とりわけ9月2日〜5日までの4日間での下落幅は大きく、9月2日時点で124万円台で取引されていたビットコイン(BTC)の価格は、同月5日には102万円台となり、4日間で約22万円の下落となりました。

9月中旬〜10月上旬:105万円~115万円前後で推移

9月中旬〜10月上旬にかけては、ビットコイン(BTC)価格の大きな変動はほとんどありませんでした。

この期間のビットコイン(BTC)の価格は105万円〜115万円前後で推移し、5月下旬〜7月下旬と同様に、比較的変動幅が小さな相場となりました。

10月中旬〜12月下旬:2017年に記録した最高値を更新

10月中旬になると、ビットコイン(BTC)の価格は再び上昇トレンドに入りました。11月5日には150万円台に復帰し、同月30日には2018年1月5日以来となる200万円台を記録しました。

12月上旬にはビットコイン(BTC)の価格は下降トレンドになりましたが、中旬ごろから再び上昇、12月17日には2017年12月8日に記録した最高値2,332,385円を更新する2,399,530円を記録しました。

なお価格はその後も上昇をみせており、2020年12月28日現在、ビットコイン(BTC)は275万円台で取引されています。

今後のビットコイン(BTC)価格に影響を与えると予想されているイベント

2020年12月28日現在、ビットコイン(BTC)の価格は約275万円となっていますが、価格は今後どのように推移していくのでしょうか?

これまでの価格の推移をみると、ビットコイン(BTC)の価格は、ビットコイン(BTC)に関連するイベントの影響を受けて大きく変動したと推測されるケースがありました。そこでここでは、今後ビットコイン(BTC)の価格に大きな影響を与えると予想されているイベントについてご紹介します。

ビットコインETF

ひとつめはビットコインETFです。
ビットコインETFとは、ビットコイン(BTC)を投資の対象に含んだ上場投資信託のことです。

2020年12月28日現在、世界中でビットコインETFが承認された事例はありませんが、仮に承認されることになった場合、多額の資金がビットコイン(BTC)市場に流入し、価格に大きな影響を与えることが予想されています。

半減期

ふたつめはビットコイン(BTC)の半減期です。
半減期とは、ビットコイン(BTC)などの暗号資産(仮想通貨)のマイニング報酬が半減するタイミングのことです。

ビットコイン(BTC)はマイニングによって取引の承認が行われます。マイニングはマイナーによって行われますが、マイニングに成功したマイナーは、報酬として新規発行されるビットコイン(BTC)を受け取ることができます。この新規発行されるビットコイン(BTC)の数量が半減するイベントを「半減期」と呼びます。

ビットコイン(BTC)はすでに過去3回の半減期を迎えました。
過去の半減期はビットコイン(BTC)の価格に大きな影響を与えたため、次回の半減期においても、同様にビットコイン(BTC)の価格に影響を与えることが予想されています。

なお、ビットコイン(BTC)は約4年に1回の頻度で半減期を迎えるため、、次回の半減期は2024年頃と予想されています。

まとめ

ビットコイン(BTC)の価格が今後どうなるのか予想するための参考情報として、「過去のビットコイン(BTC)の価格推移」、「2020年のビットコイン(BTC)の価格推移」、「今後のイベント」をご紹介しました。

ビットコイン(BTC)の価格は、過去の価格推移や出来事を知れば完璧に予測できる、といった類のものではありません。しかしながら、過去の情報を参照・研究しつつ、最新情報もキャッチアップしながら総合的に分析をすることは、リスクやリターンを考えながら取引をしていくうえでは不可欠といえるでしょう。

GMOコインでは、ビットコイン(BTC)の価格情報と暗号資産(仮想通貨)の最新ニュースを以下のページで提供していますので、今後の価格を予想する際にお役立てください。

価格情報:ビットコイン(BTC)チャート:https://coin.z.com/jp/corp/information/btc-market/
最新ニュース:暗号資産(仮想通貨)マーケットニュース:https://coin.z.com/jp/corp/information/market-news/

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ビットコイン(BTC)の今後に関するよくある質問

Qビットコイン(BTC)価格が今度どうなるのかを予想するための参考情報にはどのようなものがありますか?
A今後のビットコイン(BTC)価格を予想するための参考情報として、
・過去から現在までの価格推移
・価格に影響を与えると予想されているイベント
などがあります。
詳しくはこちらをご参照ください。
Qビットコイン(BTC)は過去にどのような価格推移をしましたか?
A2017年のビットコイン(BTC)価格は上昇トレンドに入りましたが、2018年は一転して下落トレンドとなりました。2019年になると上半期は上昇をみせましたが、下半期は再び下落に転じました。
詳しくはこちらをご参照ください。
Q2020年のビットコイン(BTC)価格はどのように推移しましたか?
A2020年のビットコイン(BTC)価格は、10月中旬から12月下旬にかけて大幅に上昇し、12月17日には2017年12月8日に記録した最高値を更新しました。
詳しくはこちらをご参照ください。
Q今後のビットコイン(BTC)の価格に影響を与えると予想されているイベントにはどのようなものがありますか?
Aビットコイン(BTC)の価格に影響を与えると予想されているイベントとして、
・ビットコインETF
・半減期
などがあります。
詳しくはこちらをご参照ください。

暗号資産マーケットニュース(提供:ウエルスアドバイザー)