
【初心者向け】暗号資産(仮想通貨)の買い方を解説!

まずはビットコイン(BTC)の現物取引についてご紹介します。
ビットコイン(BTC)の現物取引とは、ビットコイン(BTC)を実際に購入、または保有しているビットコイン(BTC)を売却する取引です。
GMOコインでは現物取引ができるサービスとして、「販売所」と「取引所(現物取引)」を提供しています。
「販売所」は、GMOコインからビットコイン(BTC)を購入、または保有しているビットコイン(BTC)をGMOコインに売却できるサービスです。数量に関係なく提示されている価格で売買が成立するため、「自分の意図した価格で取引したい」と考える方にとって利用しやすいサービスです。
「取引所(現物取引)」は、お客さまの買い注文、または売り注文に対等する注文がある場合、売買が成立するサービスです。買いたい数量と売りたい数量が全て板情報として見えるため、チャートからは読み取ることのできない情報を参考にしながら取引を行うことができます。

次にビットコイン(BTC)のレバレッジ取引についてご紹介します。
ビットコイン(BTC)のレバレッジ取引とは、実際にビットコイン(BTC)を売買するのではなく、将来の値上がり・値下がりを見込んで買い注文または売り注文により「建玉」を保有し、建玉を決済することで価格変動の差額分だけ受け取ることができる証拠金取引です。また、レバレッジ取引では、自分が預け入れている証拠金を担保として、証拠金の何倍にも相当する取引ができる(レバレッジをかけた取引ができる)ため、資金効率の良い取引ができます(※)。
GMOコインではレバレッジ取引ができるサービスとして、「取引所(レバレッジ取引)」と「暗号資産FX」を提供しています。
「取引所(レバレッジ取引)」は「取引所(現物取引)」同様に、お客さまの買い注文、または売り注文に対等する注文がある場合、取引が成立するサービスです。
「暗号資産FX」は「販売所」同様に、GMOコインを相手に取引ができるサービスです。数量に関係なく提示されている価格(2WAYプライス)で取引が成立します。
(※)2021年4月21日現在、GMOコインでは2倍のレバレッジで取引ができます。

では、ビットコイン(BTC)などの暗号資産(仮想通貨)における、現物取引とレバレッジ取引にはどのような違いがあるのでしょうか?
ここからは、現物取引とレバレッジ取引の違いを、以下の3項目に沿ってご紹介します。
送付・決済
レバレッジ
ショート(空売り)
1つ目の違いは、送付や決済に利用できるかどうかです。
現物取引で購入したビットコイン(BTC)などの暗号資産(仮想通貨)には、
他の暗号資産(仮想通貨)取引所や、第三者に送付する
商品やサービスを購入する際の代金として支払う
など、送付や決済の手段としての利用方法があります。
一方レバレッジ取引では、「BTC/JPY」で買いの建玉を保有していたとしても、実際にビットコイン(BTC)などの暗号資産(仮想通貨)を購入するわけではないため、その建玉を送付や決済に利用することはできません。
2つ目の違いは、レバレッジをかけて取引ができるかどうかです。
レバレッジ取引とは、自分が預け入れている証拠金を担保として、証拠金の何倍にも相当する取引ができるサービスです。
現物取引ではレバレッジをかけた取引ができないため、元の資金以上の取引を行うことはできませんが、レバレッジ取引ではレバレッジをかけた取引ができるため、現物取引と比べて資金効率の良い取引が可能です。
3つ目の違いは、ショート(空売り)ができるかどうかです。
ショートとは「先に売って後で買い戻す」という取引で、下落相場の局面で利益を狙うことができる注文方法です。
例えば、1 BTC = 100万円でショート(空売り)し、その後1 BTC = 90万円まで下落して決済した場合、差額分の10万円を利益として受け取ることができます。
現物取引では、ショート(空売り)ができないため、下落相場で利益を狙うことができませんが、レバレッジ取引では、ショート(空売り)ができるため、下落相場でも利益を狙うことができます。
ビットコイン(BTC)を例にあげて、「現物取引」と「レバレッジ取引」の違いをご紹介しました。
現物取引とレバレッジ取引はそれぞれ異なるメリット・デメリットがありますので、取引する際はその特徴を正しく理解し、ご自身の目的にあったサービスを選択しましょう。