【初心者向け】暗号資産(仮想通貨)取引の始め方

最終更新日:2020/05/13

暗号資産(仮想通貨)は、2017年に価格が上昇したことで日本でも大きな話題となりました。暗号資産(仮想通貨)に興味はあるけれど、何から始めていいのか分からないという初心者の方に向けて、暗号資産(仮想通貨)とは何か、どのような種類があるのか、また、暗号資産(仮想通貨)の購入手順についてもご紹介します。

暗号資産(仮想通貨)とは

暗号資産(仮想通貨)はインターネット上で使用される電子データの一種で、円やドルといった法定通貨とは異なり、国家による価値の保証がされていないのが特徴です。

日本においては2017年4月に施行された資金決済に関する法律により、暗号資産(仮想通貨)は以下の通りに定義されています。

一 物品を購入し、若しくは借り受け、又は役務の提供を受ける場合に、これらの代価の弁済のために不特定の者に対して使用することができ、かつ、不特定の者を相手方として購入及び売却を行うことができる財産的価値(電子機器その他の物に電子的方法により記録されているものに限り、本邦通貨及び外国通貨並びに通貨建資産を除く。次号において同じ。)であって、電子情報処理組織を用いて移転することができるもの
二 不特定の者を相手方として前号に掲げるものと相互に交換を行うことができる財産的価値であって、電子情報処理組織を用いて移転することができるもの(※)

(※)”資金決済に関する法律”.e-Gov.
https://elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0500/detail?lawId=421AC0000000059,(参照 2019-10-23)

暗号資産(仮想通貨)の種類

2020年1月24日現在、暗号資産(仮想通貨)は2,300種類以上存在します。今回はその中から、GMOコインで取り扱いのある7銘柄を特徴とともにご紹介します。

ビットコイン(BTC)

ビットコイン(BTC)は、サトシ・ナカモトと名乗る人物によって発表された論文に基づき開発・運用が開始されました。2020年1月24日現在、時価総額、取引量ともに最も多い暗号資産(仮想通貨)です。

ビットコイン(BTC)の特徴のひとつに、ブロックチェーン技術が使用されていることがあげられます。

ブロックチェーンとは、ビットコイン(BTC)のネットワーク全体に共有・公開された管理台帳のことです。二重支払いなどの不正な記録の排除が容易で、データの改ざんが極めて困難であるという特徴があります。ビットコイン(BTC)の承認済みの取引データ(トランザクション)は全て、このブロックチェーン上に保管されます。これらの取引データはインターネット上に公開されているため、誰でも閲覧することが可能です。

イーサリアム(ETH)

イーサリアム(ETH)は、2013年にVitalik Buterinによって考案され、2015年にローンチされました。2020年1月24日現在、時価総額はビットコイン(BTC)に次いで第2位の暗号資産(仮想通貨)です。

イーサリアム(ETH)には「スマートコントラクト」と呼ばれる技術が利用されています。スマートコントラクトは、ブロックチェーン上に契約内容を書き込み、条件を満たした場合に契約を自動的に実行することができる技術です。契約内容はブロックチェーン上に保存されるため、改ざんされるリスクが低く、また第三者の仲介を必要とせずに契約を実行することができるため、さまざまな分野での活用が期待されています。

リップル(XRP)

リップル(XRP)は、2020年1月24日現在、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)に次いで時価総額第3位の暗号資産(仮想通貨)です。

ビットコイン(BTC)などの多くの暗号資産(仮想通貨)では、非中央集権型な考え方がベースとなっていますが、リップル(XRP)は民間企業であるRipple社が開発を主導しています。

Ripple社では、安価で素早い国際送金の実現を目標として「RippleNet」という国際送金ネットワークシステムを提供しています。このRippleNetにおけるブリッジ通貨(橋渡し役)としての役割をもつ独自の銘柄がXRPとなっています。

ライトコイン(LTC)

ライトコイン(LTC)はCharlie Leeによって発案された暗号資産(仮想通貨)で、ビットコイン(BTC)の欠点を補うことを目的として開発されました。

例えば、ビットコイン(BTC)が抱えている問題のひとつに、取引承認時間の長さがありますが、ビットコイン(BTC)が約10分に1回ブロックが生成されるのに対し、ライトコイン(LTC)は約2.5分に1回ブロックが生成される仕組みとなっているため、ビットコイン(BTC)よりも素早く承認を行うことができます。(承認速度はネットワーク状況によって変動します。)

なお、ライトコイン(LTC)は2020年1月24日現在、時価総額第7位の暗号資産(仮想通貨)です。

ビットコインキャッシュ(BCH)

ビットコインキャッシュ(BCH)は、2017年8月にビットコイン(BTC)がハードフォークしたことにより誕生した暗号資産(仮想通貨)で、2020年1月24日現在の時価総額は第4位です。

ハードフォークの背景には、ビットコイン(BTC)の抱える「スケーラビリティ問題」が存在します。スケーラビリティ問題とは、ビットコイン(BTC)のブロックサイズの上限が理由となり、ビットコイン(BTC)の送付手数料の高騰や、取引の遅延などが発生する問題のことです。

この問題に対して、ブロックサイズを大きくして取引データを処理できるようにする方法と、ブロックサイズは変えずに、より多くの取引データを処理できるようにする方法が提起されました。このうち、ブロックサイズ自体を大きくする方法が選択されましたが、ブロックチェーンの後方互換性のない分岐を伴ったため、その結果、ビットコインキャッシュ(BCH)が誕生しました。

ネム(XEM)

ネム(XEM)は2015年に公開された暗号資産(仮想通貨)で、ブロックチェーンを活用した新しい経済の仕組みを確立することを目標としています。時価総額は2020年1月24日時点で第29位です。

「ハーベスティング」と呼ばれる独自の取引承認作業が行なわれていたり、「モザイク」と呼ばれるオリジナルトークンを簡単に発行できる機能が備わっていたりと、ネム(XEM)にはさまざまな特徴があります。また、NEM財団という非営利団体が存在しており、ネム(XEM)のブロックチェーン技術の利用促進を目的に活動しています。

ステラルーメン(XLM)

ステラルーメン(XLM)は2020年1月24日時点で時価総額第10位の暗号資産(仮想通貨)です。Stellar Development Foundation(SDF)と呼ばれる非営利団体によって開発・運営が行われています。

SDFはブロックチェーン「Stellar」を使って、個人や国際送金における問題を解決することを目的として活動しています。ステラルーメン(XLM)は、この「Stellar」上で使用されている独自の銘柄です。

暗号資産(仮想通貨)取引の始め方①:口座開設

暗号資産(仮想通貨)の取引を始めるにあたり、まずは暗号資産(仮想通貨)取引所で口座を開設します。GMOコインでは以下5つのステップで口座開設が完了します。

1.メールアドレス登録:口座開設フォーム(https://coin.z.com/jp/member/signup)からメールアドレスを登録します。

2.パスワード登録:GMOコインからのメールに記載されているリンクからパスワードの登録を行います。

3.2段階認証の登録:電話番号を登録してSNS、または音声によりコードを認証し、登録します。

4.個人情報の登録と本人確認書類の提出:個人情報の登録を行い、本人確認書類を提出します。本人確認書類の提出方法は、以下の2つからお選びください。
本人確認書類の画像をアップロード
受取時に本人確認
※外国籍のお客さまは本人確認書類の画像をアップロードする方法のみご利用いただけます。

5.口座開設コードの入力:GMOコインから「口座開設のお知らせ」が郵送されますので、そちらに記載された口座開設コードを入力します。

口座開設コードは「会員サイト」または「GMOコイン 暗号資産ウォレット」から入力することができます。

以上で口座開設は完了です。
なお、口座開設についてのご不明点はこちらをご確認ください。

暗号資産(仮想通貨)取引の始め方②:日本円入金

次に日本円の入金を行います。GMOコインでは日本円の入金の際にご利用いただけるサービスとして「即時入金」と「振込入金」を提供しています。

即時入金

「即時入金」は、お客さまの口座へすぐに入金ができるサービスです(※)。「即時入金」ではGMOコインが提携している下記の金融機関のインターネットバンキングをご利用いただけます。
GMOあおぞらネット銀行
楽天銀行
住信SBIネット銀行
ジャパンネット銀行
Pay-easy(ペイジー)入金(Pay-easyについてはこちら

※Pay-easy(ペイジー)でのご入金は下記金融機関のネットバンキングのみご利用可能です。
三菱UFJ銀行
三井住友銀行
みずほ銀行
りそな銀行
埼玉りそな銀行
それでは、「即時入金」の手順をみていきましょう。
(※)お客さまのご利用環境や即時入金の手続き状況により、入金反映に時間がかかる場合があります

会員ページ(https://coin.z.com/jp/member/login)にログインします。(ログイン情報と2段階認証コードが必要です。)

会員ホームのメニューから【入出金】-【日本円】をクリックします。

タブより「即時入金」を選択します。

利用する金融機関を選択します。

入金額を入力後、各金融機関のウェブサイトに遷移しますので、画面の指示に従って入金を完了させてください。

【会員ホーム】の「口座情報」にある総資産の項目に、入金した日本円の金額が反映されていれば、手続きは完了です。

※「即時入金」についてのご不明点はこちらをご確認ください。

振込入金

「振込入金」は各種金融機関の口座から振込をすることで、GMOコインのお客さまの口座へ入金ができるサービスです。振込先の口座は以下の2行から、任意でご指定いただけます。
GMOあおぞらネット銀行
楽天銀行
それでは、「振込入金」の手順をみていきましょう。

会員ページ(https://coin.z.com/jp/member/login)にログインします。(ログイン情報と2段階認証コードが必要です。)

【会員ホーム】-【入出金】-【日本円】をクリックします。

「日本円入出金」という画面に遷移しますので、画面上段のタブから【振込入金】を選択してください。

「GMOコインあおぞらネット銀行」と「楽天銀行」の振込先情報がそれぞれ表示されますので、ご利用される金融機関の情報を控え、入金を完了させてください。

【会員ホーム】の「口座情報」にある総資産の項目に、入金した日本円の金額が反映されていれば、手続きは完了です。

※「振込入金」についてのご不明点はこちらをご確認ください。

暗号資産(仮想通貨)取引の始め方③:暗号資産(仮想通貨)の購入方法

ここからは、暗号資産(仮想通貨)の購入方法をご紹介します。GMOコインでは「販売所」と「取引所(現物取引)」の2種類のサービスを提供しています。それぞれのサービスの特徴と、購入手順についてご紹介します。

「販売所」を使った暗号資産(仮想通貨)の購入方法

GMOコインの「販売所」は、暗号資産(仮想通貨)取引所を相手として、暗号資産(仮想通貨)の購入や売却ができるサービスです。操作方法が直感的にわかりやすい、取引がすぐに成立する、取り扱い銘柄数が多いなどのメリットがありますが、買値と売値の価格差(スプレッド)が手数料として発生し、取引所と比べて割高になることがありますので、ご利用される際はご注意ください。

購入方法は、暗号資産(仮想通貨)の数量を指定する方法と、日本円の金額を指定する方法の2種類があります。今回は、ビットコイン(BTC)を金額指定で購入する方法をご紹介します。

GMOコインの会員ページ(https://coin.z.com/jp/member/login)にログインします。(ログイン情報と二段階認証コードを入力します)

【会員ホーム】の【販売所】をクリックします。

画面上段のタブが【注文】になっていることを確認し、銘柄を選択します。今回はビットコイン(BTC)を購入するので、[BTC]を選択しましょう。

購入方法を選択します。今回は【金額指定】を選択してください。

[金額]の項目に売却したい日本円の金額を入力します。

画面中央にある赤色の[購入]をクリックします。

「以下の内容でよろしいですか?」と表示されるので、内容を確認し、問題なければ[確定]をクリックします。

以上で「販売所」を使ったビットコイン(BTC)の購入は完了です。

「取引所(現物)」を使った暗号資産(仮想通貨)の購入方法

「取引所(現物)」はお客さまの買い注文、または売り注文に対当する注文がある場合、暗号資産(仮想通貨)の売買を行うことができるサービスです。

買いと売り全ての注文情報が「板情報」として閲覧できる、手数料が安いなどのメリットがありますが、自身が出した注文に対当する注文がない場合、購入が完了しないなどのデメリットもあります。

また、「取引所(現物)」では、「成行」と「指値」の2種類の注文方法があります。

「成行」は価格を指定せずに暗号資産(仮想通貨)を購入・売却する方法で、すぐに取引が成立するというメリットがあります。しかし、相場状況によっては、思わぬ価格で購入・売却が完了するため注意が必要です。

「指値」とは価格を指定して暗号資産(仮想通貨)を購入・売却する方法で、希望の価格で取引が成立するというメリットがあります。しかし、対当する注文がなかった場合は、取引が成立しないこともあります。

今回は「指値」注文を使って、ビットコイン(BTC)を購入する方法をご紹介します。

GMOコインの会員ページ(https://coin.z.com/jp/member/login)にログインします。(ログイン情報と二段階認証コードを入力します)

【会員ホーム】の【取引所】下にある【現物取引】をクリックします。

画面上段のタブが【注文】になっていることを確認し、銘柄を選択します。今回はビットコイン(BTC)を購入するので、[BTC]を選択しましょう。

注文方法を選択します。注文方法は[成行]と[指値]があります。今回は指値注文の手順をご紹介しますので、[指値]を選択してください。

売買区分を選択します。ビットコイン(BTC)を購入するので、[買]を選択しましょう。

取引数量には、購入したいビットコイン(BTC)の数量を入力します。

注文タイプを選択します。[指値]と[逆指値]のうち、[指値]を選択しましょう。

注文レートには、購入を希望するビットコイン(BTC)価格を入力してください。例えばビットコイン(BTC)を80万円で購入したい場合は、800,000と入力します。

以上で「取引所(現物)」を使ったビットコイン(BTC)の注文は完了です。対当する注文があった場合、購入完了となります。

【初心者向け】暗号資産(仮想通貨)取引を始める上で押さえておきたいポイント

ここでは、暗号資産(仮想通貨)取引を始めて間もない方や、これから始める方に向けて、押さえておきたいポイントについてご紹介します。

スマートフォン専用アプリがある

暗号資産(仮想通貨)の取引はパソコンからだけでなく、スマートフォンのアプリを使うと便利です。

GMOコインでは「GMOコイン 暗号資産ウォレット」と「ビットレ君」の2つのアプリを提要しています。それぞれのアプリで利用できるサービスが異なりますが、今回ご紹介した「販売所」「取引所(現物)」はどちらも「GMOコイン 暗号資産ウォレット」を使って取引ができます。それぞれのアプリについて、詳しくは以下をご確認ください。

「GMOコイン 暗号資産ウォレット」はこちら
「ビットレ君」はこちら

証拠金取引は現物取引以上にリスクを伴う

今回ご紹介した「販売所」「取引所(現物)」サービス以外に、GMOコインでは「取引所(レバレッジ取引)」「暗号資産FX」というサービスを提供しています。

「取引所(レバレッジ取引)」と「暗号資産FX」は、証拠金を使った取引で、実際に暗号資産(仮想通貨)の購入・売却をするわけではなく、決済時に生じた損益の受け渡しを行います。

また証拠金取引では、レバレッジをかけた取引をすることができます。レバレッジをかけることで、入金している日本円を証拠金として、その数倍の取引が可能になります。レバレッジ取引は現物取引と比べて資金効率がよく、価格が予想通りの方向に動いた場合は大きな利益となりますが、予想と逆の方向に動いた場合は大きな損失となります。

証拠金取引は、そのリスクを正しく理解した上で利用することをおすすめします。

大幅な価格変動が発生する場合がある

暗号資産(仮想通貨)では、大きな価格の変動がしばしば起こります。

例えば、2017年のビットコイン(BTC)の価格は、1月1日時点で約11万円でしたが、同年12月には約233万円まで上昇しました。また、2018年のビットコイン(BTC)価格は、1月1日時点で約166万円でしたが、同年12月には約35万円まで下落しました。(※)

過去の事例からわかるように、暗号資産(仮想通貨)の価格は大幅に上昇、または下落する可能性があります。大幅な価格変動にはリスクが伴いますので、取引は余剰資金を使って行うと良いでしょう。

(※)GMOコイン販売所BID価格参照

まとめ

今回は暗号資産(仮想通貨)初心者の方に向けて、暗号資産(仮想通貨)の定義と種類、GMOコインでの購入手順についてご紹介しました。GMOコインでは現在、7種類の暗号資産(仮想通貨)が購入できますので、暗号資産(仮想通貨)に興味がある方はぜひ検討してみてください。

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《取引にあたっての注意事項》
・取引にあたり手数料が発生することがあります。手数料の詳細については、こちらをご確認ください。
・取引ではスプレッドが発生します。スプレッドとは売値(BID)と買値(ASK)の差のことで、レートの変動によって値幅が広がる場合、狭まる場合があります。
・暗号資産FXを含むレバレッジ取引にあたっては、証拠金を預託いただく必要があります。必要な証拠金額や計算方法、証拠金率その他証拠金の詳細は、こちらをご確認ください。
・証拠金取引は少額の資金で証拠金を上回る取引を行うことができる一方、急激な暗号資産(仮想通貨)の価格変動等により短期間のうちに証拠金の大部分又はそのすべてを失うことや、取引額が証拠金の額を上回るため、証拠金額等を超える損失が発生する場合があります。
・暗号資産(仮想通貨)取引では価格の変動等による損失が生じるおそれがあります。取引にあたっては、各種約款、契約締結前交付書面やお客さま向けの資料等をよくお読みになり、取引の内容を十分にご理解いただいた上で、ご自身の責任と判断において取引を行ってください。

《暗号資産(仮想通貨)に関するリスクについて》
・暗号資産(仮想通貨)は、日本円等の法定通貨とは異なり、国等によりその価値が保証されているものではありません。
・暗号資産(仮想通貨)取引に使用する秘密鍵を失った場合、保有する暗号資産(仮想通貨)を利用することができず、その価値を失うことがあります。
・暗号資産(仮想通貨)は、ブロックチェーンその他の記録の仕組みが破たんした場合には、その価値が失われることがあります。
・暗号資産(仮想通貨)の価格が変動することによって損失が発生することがあります。
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