【初心者向け】暗号資産(仮想通貨)の買い方を解説!
【2019年度版】エックスアールピー(XRP)の「Swell」 について
Swell(スウェル)とは
「エックスアールピー(XRP)」は、2019年12月23日時点で時価総額第3位の暗号資産(仮想通貨)であり、その管理主体であるRipple社は、国際的なカンファレンスを毎年開催しています。
このカンファレンスの名称が「Swell(スウェル)」で、2017年から2019年にかけて年に1度ずつ、これまで計3回開催されました。
Swellには、Ripple社を代表するメンバーはもちろん、元大統領や、暗号資産(仮想通貨)に関連する各国の政府機関担当者など、政治・金融・経済をリードする人々が参加しており、これまでにさまざまな発表や議論を重ねています。
【2017年】第1回のSwell
第1回のSwellは、2017年10月16日から18日までの3日間、カナダのトロントで開催されました。
基調講演には、長年に渡り米国の連邦準備制度理事会 (FRB) 議長を務めたベン・バーナンキ氏が登壇し、そのほかにも多くの専門家や著名人によって、業界動向やブロックチェーンの今後が議論されました。
以下の公式ページでは、このカンファレンスのレポートが公開されています。
Top 3 Takeaways From Swell
https://ripple.com/insights/top-3-takeaways-swell/
【2018年】第2回のSwell
第2回のSwellは、2018年10月1日から2日までの2日間、米国のサンフランシスコにて開催され、米国の元大統領ビル・ クリントン氏の登壇が事前に発表されていたこともあり、開催前から大きな反響を呼んでいました。
この年は、国際送金に関する技術である「xRapid」が商用利用可能になり、下記の3社が導入予定であるとアナウンスされました。
MercuryFX
Cuallix
Catalyst Corporate Federal Credit Union
このカンファレンスのレポートは、以下の公式ページで確認することができます。
Swell 2018: Wrapping Up a Historic Year for Ripple
https://ripple.com/insights/swell-2018-wrapping-up-a-historic-year-for-ripple/
【2019年】第3回のSwell
第3回のSwellは、2019年11月7日から8日までの2日間、シンガポールのサントーサ島で開催されました。
前回のSwellで商用利用が発表されたプロダクト「ODL(On demand Liquidly)」(「xRapid」が2019年10月から呼称変更されたもの)については、Ripple社と、goLance、Bitso、FlashFX、Interbank PeruといったODL導入企業によるパネルディスカッションが開催されました。その中では、ブロックチェーン技術やデジタル資産の導入、ODLの事業への影響などについて議論されました。
パネルディスカッションの様子は、以下の公式ページでレポートが公開されています。
Swell 2019: How On-Demand Liquidity Is Changing the Global Payments Game
まとめ
今回はエックスアールピー(XRP)最大のカンファレンスイベント、Swellについてご紹介しました。
2019年のSwellでは、次回の開催場所がロンドンであることが発表されましたが、具体的な日程はまだ発表されていません(2019年12月現在)。Swellは世界的にも大きな影響力のある暗号資産(仮想通貨)イベントです。新たな技術やシステム、ビジネスへの発展が期待されますので、情報収集は欠かさないよう心がけましょう。