1. ホーム
  2. コラム
  3. 【2019年最新】リップル(XRP)の最新動向を知るには?Ripple社による2020年の将来予測と合わせて解説

【2019年最新】リップル(XRP)の最新動向を知るには?Ripple社による2020年の将来予測と合わせて解説

最終更新日:2020/11/04

リップル(XRP)に関しては、ニュースメディアやSNSで日々さまざまな情報が飛び交っています。

今回は、リップル(XRP)の将来や今後の動向など知っておくべき情報を、Ripple社による予測とともに解説します。

リップル(XRP)とは

リップル(XRP)は、ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)に続いて、時価総額第3位の暗号資産(仮想通貨)です。(2019年12月現在)
リップル(XRP)の仕組みは2004年から考案され、2013年に正式に配布が開始されました。

明確な管理主体

ビットコイン(BTC)と違い、リップル(XRP)にはRipple社という管理主体が存在します。このRipple社が大量のリップル(XRP)を保有しており、毎年少しずつ市場に放出することで運営資金を確保しています。

中央集権型通貨

リップル(XRP)の取引はブロックチェーンにおける分散処理ではなく、Ripple社が管理・認定する「バリデーター」と呼ばれる承認者の多数決によって合意されます。

そのため、処理のほとんどはRipple社が管理するサーバーで行われ、結果として処理の高速化とコスト低減に成功しています。

リップル(XRP)の最新動向を知るには?

リップル(XRP)についての最新情報は、各メディアのニュースをチェックするほか、Ripple社が運営する公式Webサイトでも確認することができます。

公式Webサイト「Insights」

Ripple社では前述したように、公式Webサイトでさまざまな情報発信を行っています。

その中でも「Insights」というページでは、
ニュース
VIEWS
特集
XRP
のカテゴリに応じて、RippleNetに関する最新情報のほか、ブロックチェーンや決済に関する寄稿、カンファレンスの実施レポートといった記事が多数掲載されています。

リップル(XRP)についてより詳しく、正確な情報を入手ことができますので、公式Webサイトの情報は定期的にチェックするようにしましょう。

Insights
https://ripple.com/insights

毎年行われるカンファレンスイベント「Swell」

Ripple社は、国際的なカンファレンスイベント「Swell(スウェル)」を毎年開催しています。これまで2017年から2019年にかけて年に1度ずつ、計3回開催されました。

Swellには、Ripple社を代表するメンバーはもちろん、元大統領や、暗号資産(仮想通貨)に関連する各国の政府機関担当者など、政治・金融・経済をリードする人々が参加しており、これまでにさまざまな発表や議論を重ねています。

また、このイベントでは例年、Ripple社によって大きな発表が行われる傾向があります。リップル(XRP)の将来に関わる重要な情報が公開される可能性もありますので、チェックしておくのがおすすめです。

Ripple社による2020年の将来予測

先に挙げた「Insights」で、Ripple社は2020年における業界予測を、3つのテーマという形で公表しています。ここではその3つの概要をご紹介します。

デジタル資産が、消費者向け金融プロダクトの土台を支える

Ripple社のSVP of ProductであるAsheesh Birlaは、ブロックチェーン、暗号資産(仮想通貨)業界においてモバイルウォレットの存在感が増すのではないかと予測しています。

またBirlaは、
モバイルウォレットや「Gojek」「Grab」「PayPal」といった「スーパーアプリ」のなかで、デジタル資産やブロックチェーンの導入はより主流になっていくこと
その導入は、やがて新しいクレジット商品、ローン商品につながっていくこと
などを予測しています。

組織(機関)によるデジタル資産の導入が加速する

Ripple社のCEOであるBrad Garlinghouseは、2020年、世界のトップ20の銀行が積極的にデジタル資産を保有、取引することを予測しています。

さらにGarlinghouseは、2020年には法定通貨がデジタル化するとも考えており、非G20国の通貨のうち少なくとも1つは完全にデジタル化するだろう、と予想しています。

暗号資産(仮想通貨)業界全体が足並みを揃えるために進化する

Ripple社では、CEOであるBrad Garlinghouseを含め、今後の暗号資産(仮想通貨)業界では取引所合併の波が来ると考えているようです。

またGarlinghouseは、「世界に2000種類以上のデジタル資産は必要ない」とも述べ、デジタル資産についても淘汰が発生すると考えているとのことです。

※上記3つのテーマに関する説明は、以下のRipple社公式ページの内容に基づいています。
2020: The Year of the Digital Asset
https://ripple.com/insights/2020-the-year-of-the-digital-asset/

まとめ

今回は、リップル(XRP)の最新動向に関する情報と、Ripple社による2020年の将来予測についてみてきました。

暗号資産(仮想通貨)を取り巻く状況は常に変化しています。重要な情報を見逃すことのないよう、各メディアのニュースのほか、公式Webサイトも欠かさずチェックしておきましょう。

コラム一覧へ

  • bookmark
  • LINE

リップル(XRP)の最新の動向に関するよくある質問

Qリップル(XRP)に関する最新情報は、どのような方法で確認することができますか?
Aリップル(XRP)に関する最新情報は、
・Insights
・Swell
で確認することができます。
詳しくはこちらをご参照ください。
QRipple社は、2020年の業界をどのように予測していますか?
ARipple社は「Insights」において、2020年における業界予測を
・デジタル資産が、消費者向け金融プロダクトの土台を支える
・組織(機関)によるデジタル資産の導入が加速する
・暗号資産業界全体が足並みを揃えるために進化する
と公表しています。
詳しくはこちらをご参照ください。
Q「デジタル資産が、消費者向け金融プロダクトの土台を支える」とは、どのような予測ですか?
A「PayPalなどのでデジタル資産やブロックチェーンの導入は主流になっていく」などと予測しています。
詳しくはこちらをご参照ください。
Q「暗号資産業界全体が足並みを揃えるために進化する」とは、どのような予測ですか?
ARipple社では、今後、取引所合併の波が来ると考えているようです。
詳しくはこちらをご参照ください。

暗号資産マーケットニュース(提供:ウエルスアドバイザー)