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ビットコイン(BTC)のショート(空売り)とは?アプリを使ったポジションの建て方とメリットや注意点

最終更新日:2021/03/04

ビットコイン(BTC)をはじめとする暗号資産(仮想通貨)の取引方法のひとつに、ショート(空売り)があります。ショート(空売り)は証拠金取引の際に使われる用語ですが、どのような取引かご存知でしょうか?ショート(空売り)の概要やメリット、注文方法について解説します。

ビットコイン(BTC)のショート(空売り)とは

ショート(空売り)とは金融取引で用いられる専門用語で、証拠金取引などにおける注文方法のひとつです。

ビットコイン(BTC)などの暗号資産(仮想通貨)を購入または売却する現物売買とは違い、預けている資産を証拠金として、「先に売って後で買い戻す」という取引を行う際に用いられます。

例えば、GMOコインなどの暗号資産(仮想通貨)取引所に日本円を入金し、その日本円を証拠金として1BTC=100万円の時に1BTC分をショート(空売り)したとします。その後価格が下落し、1BTC=90万円になった場合、1BTCを買い戻すことで、差額分である10万円分を利益として得ることができます。

また、ショート(空売り)とは反対に「先に買って後で売る」取引のことを「ロング」と言います。他にも、ショート(空売り)やロングに関連する用語で「ポジション」という言葉があります。「ロングポジションを持つ」「ショートポジションを持つ」などと表現され、これはショート(空売り)やロングを注文して、取引が成立した状態のことを表します。

ショート(空売り)のメリットと注意点

ビットコイン(BTC)をはじめとする暗号資産(仮想通貨)でショート(空売り)ポジションをもつことは、どのようなメリットがあるのでしょうか?注意点とあわせてみていきましょう。

ショート(空売り)のメリット

現物取引で行えるのは、ビットコイン(BTC)などの暗号資産(仮想通貨)を購入、または購入済みの暗号資産(仮想通貨)を任意のタイミングで売却することです。利益を得るためには、購入した暗号資産(仮想通貨)の価格が購入時より上昇する必要があります。

一方ショート(空売り)は、価格が下落することで利益を出すことができます。そのため、利益を得られるチャンスが増え、取引の幅も広がります。

ショート(空売り)の注意点

暗号資産(仮想通貨)取引において、ショート(空売り)は取引の幅を増やすことができる方法のひとつですが、気をつけなければならない部分もあります。具体的にはどのような注意点があるのでしょうか?

すでにご紹介している通り、ショート(空売り)は証拠金を使った取引の際に用いられます。

証拠金を使った取引では、預け入れた証拠金よりも大きな金額を取引できるレバレッジをきかせることができる場合があります。

レバレッジをきかせた取引では、効率的に取引ができる反面、思惑通りに価格が変動しなかった場合には、強制的にロスカットされ、預け入れた証拠金を超えるような大きな損失が出る可能性もあります。

ロスカットとはショート(空売り)を含むレバレッジ取引で提供されるサービスです。ロスカットは相場の変動によって生じる損失を限定的にすることを目的として、強制的に建玉を決済することを言います。ロスカットの基準は各暗号資産(仮想通貨)取引所のサービスごとに異なりますので、レバレッジ取引を行う際は事前に確認しておくと良いでしょう。

なお、GMOコインのロスカットについて、詳しくはこちらをご覧ください。

ショートポジションを建てられるサービス

GMOコインでショート(空売り)が可能な2種類のサービスをご紹介します。

「暗号資産FX」

「暗号資産FX」は販売所形式の証拠金を使った取引です。GMOコインでは、購入価格と売却価格の2種類を同時に提示する、シンプルでわかりやすい2wayプライスを採用しています。

GMOコインでは下記の10銘柄で取引ができます。
ビットコイン(BTC)
イーサリアム(ETH)
ビットコインキャッシュ (BCH)
ライトコイン(LTC)
リップル(XRP)
ネム(XEM)
ステラルーメン(XLM)
ベーシックアテンショントークン(BAT)
オーエムジー(OMG)
テゾス(XTZ)

「取引所(レバレッジ取引)」

GMOコインの「取引所」サービスでは、現物取引とレバレッジ取引の2種類を用意しており、このうちレバレッジ取引でのみ、ショート(空売り)を行うことができます。GMOコインでショート(空売り)を行う際は、「取引所(現物)」と間違えることの無いように気をつけましょう。

GMOコインでは下記の5銘柄で取引ができます。
ビットコイン(BTC)
イーサリアム(ETH)
ビットコインキャッシュ (BCH)
ライトコイン(LTC)
リップル(XRP)

アプリを使ったショートポジションの建て方

ここからは、GMOコインが提供するスマートフォン向けのアプリ『GMOコイン 暗号資産ウォレット』を利用したショートポジションの建て方を、「暗号資産FX」と「取引所(レバレッジ取引)、それぞれのサービスごとにご紹介します。

なお、暗号資産(仮想通貨)の取引を行う際は、口座開設と日本円の入金が必要となりますので、まだ口座をお持ちでない、または日本円を入金していない方は、以下URLをご参考に準備をしておきましょう。
口座開設の手順はこちら
日本円入金の手順はこちら

「暗号資産FX」でのショートポジションの建て方

まずは「暗号資産FX」を利用したショートポジションの建て方をご紹介します。

「暗号資産FX」の注文方法は、以下6種類から選択することができます。
成行
指値
OCO
IFD
IFD-OCO
スピード注文
これらの注文方法のうち、今回は「スピード注文」でのショートポジションの建て方をご紹介します。

『GMOコイン 暗号資産ウォレット』のアプリを起動します。

利用するサービスを選択します。画面下部のタブの【レート】をタップした後、画面上部のタブから、今回利用する[暗号資産FX]をタップします。

ショート(空売り)したい銘柄を選択します。今回はビットコイン(BTC)をショートしたいので、[BTC/JPY]をします。

注文画面が表示されます。「取引数量」にショートしたいビットコイン(BTC)の数量を入力します。

入力が完了しましたら[BID(売)]をタップします。

以上で「暗号資産FX」でのビットコイン(BTC)のショート(空売り)注文は完了です。

「取引所(レバレッジ取引)」でのショート(空売り)ポジションの建て方

次に「取引所(レバレッジ取引)」でのショートポジションの建て方をみていきましょう。

「取引所(レバレッジ取引)」でショート(空売り)する方法として、「成行」と「指値/逆指値」の2つありますが、ここでは「成行」の注文手順をご紹介します。

アプリ『GMOコイン 暗号資産ウォレット』を起動します。

利用するサービスを選択します。画面下部のタブの【レート】をタップした後、画面上部のタブから、今回利用する[取引所 レバ]をタップします。

ショート(空売り)したい銘柄を選択します。今回はビットコイン(BTC)をショートしたいので、[BTC/JPY]をします。

画面右側にある[注文]をタップします。

注文画面が表示されるので、注文方法を選択します。今回は「成行」で注文しますので、タブの[成行]をタップします。

「取引区分」の[新規]をタップ、「売買区分」の[売]をタップし、「取引数量」にショートしたいビットコイン(BTC)の数量を入力します。その後、[確認画面へ]をタップします。

【注文確認】の画面が表示されます。注文内容に問題がなければ、[注文確定]をタップします。

以上でビットコイン(BTC)のショート(空売り)注文は完了です。

まとめ

ビットコイン(BTC)のショート(空売り)について、そのメリットや注意点、アプリを使ったポジションの建て方を中心に解説しました。

価格が上昇することで利益を得ることができる現物取引とは異なり、ショート(空売り)は価格の下落によって利益が発生しますので、相場の状況に応じてうまく使い分けると良いでしょう。

また、今回ご紹介したGMOコインが提供するアプリ『GMOコイン 暗号資産ウォレット』は以下URLからダウンロードできますので、取引をされる際は利用してみてはいかがでしょうか。

「GMOコイン
暗号資産ウォレット」

『GMOコイン 暗号資産ウォレット』アプリのイメージ

GMOコイン 暗号資産ウォレット』は無料でご利用いただけます。

  • App StoreへのQRコード

    App Store

  • Google PlayへのQRコード

    Google Play

・ご利用料金:無料(通信料金などは、お客様のご負担になります。)

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ビットコイン(BTC)のショート(空売り)に関するよくある質問

Qビットコイン(BTC)のショート(空売り)とは何ですか?
Aビットコイン(BTC)のショート(空売り)とは、ビットコイン(BTC)の注文方法のひとつです。預けている資産を証拠金として、「先に売って後で買い戻す」という取引を行う際に用いられます。
詳しくはこちらをご参照ください。
Qビットコイン(BTC)のショート(空売り)にはどのようなメリットがありますか?
Aビットコイン(BTC)のショート(空売り)には、下落相場の局面でも利益を狙った取引ができるというメリットがあります。
詳しくはこちらをご参照ください。
QGMOコインでは、どのサービスを利用してビットコイン(BTC)をショート(空売り)できますか?
AGMOコインでは、以下2つのサービスでビットコイン(BTC)をショート(空売り)できます。
・取引所(レバレッジ取引)
・暗号資産FX
詳しくはこちらをご参照ください。
Q『GMOコイン 暗号資産ウォレット』を使って、ビットコイン(BTC)をショート(空売り)できますか?
Aアプリ『GMOコイン 暗号資産ウォレット』を使って、ビットコイン(BTC)をショート(空売り)できます。
アプリを使ったショートポジションの建て方について、詳しくはこちらをご参照ください。

暗号資産マーケットニュース(提供:ウエルスアドバイザー)