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リピート自動売買(Cトレ)とシステムトレード(EA)の違い

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GMOコインとAPI連携で利用できる取引プラットフォーム「GPT-Trade」では、リピート自動売買「Cトレ」を利用できます。

自動売買と聞くと、MT4やMT5のEA(Expert Advisor)によるシステムトレードを思い浮かべる方もいるでしょう。どちらも自動売買と呼ばれますが、その仕組みや運用の考え方には異なる点があります。

本記事では、Cトレのようなリピート自動売買と、EAの自動売買、両者の違いを整理して、それぞれの求められる投資家の関わり方について解説します。

リピート自動売買は波に乗ることを目指すもの

リピート自動売買は、狙った範囲に複数の注文を設置し、その範囲内で上下に往復する値動きの波に乗り、連続した利益確定を目指すのが基本的なコンセプトです。

自動であるため、設定に従って淡々と取引し、小さな取引機会も逃がしません。ユーザーが忙しくてチャートに向き合えない間も、市場が開いている時間帯は継続的に取引を続けてくれます。

得意なのは「繰り返す値動き」。レンジでも、トレンドでも

リピート自動売買が得意とするのは「一定の範囲内で上下を繰り返す相場」です。

典型的なのはレンジ相場です。レンジ内での値動きが活発であれば、利益確定の機会が増えることも期待できます。長期にわたってレンジを形成している通貨ペアを選んで戦略を組み立てることで、安定的な運用を目指すことができます。

では、一方向に動くトレンド相場では相性が悪いかというと、実際はそうでもありません。考え方次第です。

上昇トレンドでも下降トレンドでも、ずっと一直線に動くとは限らず、しばらくレンジを形成するパターンも珍しくありません。また、一方向に動く中で小刻みに発生する「押し目や戻り」を拾うことで、リピート自動売買はトレンド相場向けの戦略も構築可能です。

ルールが明確だからこそ長期目線での相場観が問われる

リピート自動売買の取引ルールは明確です。Cトレの場合は、ユーザー自身が以下のような項目を設定してから運用を開始する仕組みになっています。

売買方向
注文数量
レンジの上限と下限
新規注文を出す値幅(pips)
利益確定する値幅(pips)

※あらかじめ用意されている「クイック設定」を利用することもできます。


設定したレンジの中での値動きを拾うことが狙いであるため、「どこからどこまでを狙うか」を事前に計画することが大切です。そのためには日足以上のチャートで高値や安値の目安を定めることや、ファンダメンタルズ要素も考慮する必要があります。

一例として、ニュージーランドドル円(NZDJPY)の週足チャートを出してみます。直近では99円の高値をつけてから80円付近まで下落しましたが、その後は85円付近を下値目安としたもみ合いを経て、再び上昇傾向が見られます。

このチャートから、たとえば上限を99円、下限を85円と定めたリピート買い運用が考えられます。さらに金利動向や地政学リスクを確認し、手持ちの運用資金と相談して事前の準備をしっかり行うことが、リピート自動売買では大切です。

EAのシステムトレードは、エントリー、決済を自動化したもの

自動売買は、EAを用いたものもよく知られています。EAは、MetaQuotes社が開発したプラットフォーム、MT4(MetaTrader4)やMT5上で動作するソフトウェアです。

ロジック通りに動く、ただし中身はブラックボックス

EAには売買条件がプログラムされており、エントリー判断も決済判断も自動で行います。トレンドフォロー型、ブレイクアウト型など、設定されたロジックによって取引の挙動が異なり、強い局面・弱い局面もEAのタイプごとに違いがあります。

EAも自動売買なので、設定に忠実に売買を繰り返します。相場が開いている時間帯はずっと取引を続けてくれる点も、リピート自動売買と同じです。

ただ、売買ロジックがユーザーにも明快なリピート自動売買と異なり、EAはロジックの細部がブラックボックスになっていることが多く、「なぜ取引したのか」「なぜ損益が発生したのか」といった部分が分かりにくいことがあります。

使用前に入念な検証が必須

運用開始前に準備が必要な点もリピート自動売買と似ていますが、その内容や重要度はやや異なります。「このロジックは本当に通用するのか」「どの程度の結果が見込めるのか」を事前に検証し、必要に応じて微調整することが、EAの運用においては求められます。

EAを利用する場合は、バックテストなどを通じて、ロジックの特性を事前に理解して、現在の相場で通用する見込みがあるかを確かめることが重要になります。

バックテストはMT4やMT5上で期間を設定して行う、過去相場に対する検証です。そのテスト結果の中では、特に以下のような項目が重要とされています。

総損益:テストの最終成績
最大ドローダウン:計測期間中の最大損失額
プロフィットファクター:総利益が総損失の何倍になったかの値
取引数:テスト期間内の総取引回数
勝ちトレード(負けトレード):全ての取引に対する勝ち負けの割合

こうした結果に基づいた検証を繰り返し、現在の相場環境での試運転にあたるフォワードテストも行ってからEAの実運用に臨むケースが一般的です。

なお、GPT-TradeのCトレにはシミュレーション機能が搭載されています。シミュレーションはEAのバックテストのような、過去相場に対する検証にあたる機能です。詳細は以下の記事をご覧ください。

GPT-Tradeのシミュレーション機能を基礎から実践まで解説

どちらも完全放置ではなく、投資家の適度な介入は必要

自動売買は「自動なんだから、ほったらかしで利益が出る」と思われがちです。システムによる売買は設定した通りに動き続けますが、一方で現実の相場は想定通りに動かないことがよくあります。運用を始めたまま放置していたら、利益を増やすどころか損失が拡大していた、という状況も決して珍しくありません。

自動売買において投資家は「良き監督」である必要があります。リピート自動売買でもEAの自動売買でも、その性質をよく理解しておくのはもちろん、自分の目で状況を把握し、時には裁量判断を下す場面も出てきます。

投資家の判断が試される退き際

投資家の判断が必要になる代表的な場面は「退き際」です。

設定したレンジ内で勝負するリピート自動売買なら、狙った波から外れた時が退き際になりえます。例えば買い運用中、レンジ下限を明確に割り込んだら、ポジション整理や運用停止を検討しましょう。

詳しくは以下の記事もご覧ください。

リピート自動売買(Cトレ)の実戦的テクニック

一方、EAの自動売買は売買の基準がチャートに見える値動きではなく、内部に設定されたテクニカル指標や条件によって判断されることもあるため、判断基準の一つになるのはEAの成績です。例えば10年バックテストの最大ドローダウンを更新する局面を迎えていたら、戦略が現在の相場に合っていないと判断し、撤退を検討するべき目安になります。

どちらのスタイルでも、大切なのは「このまま待てば状況が好転するかもしれない」という願望を断ち切り、損失を確定して潔く撤退できることです。あらかじめ定めた撤退ラインに沿って判断を下せば、それ以上の損失拡大もメンタルダメージの深刻化も防げます。

単なる「動かしっぱなし」では相場に置いていかれる

ここまで見てきたように、自動売買を動かしたまま放置していることにはリスクがあります。

自動売買は取引そのものを自動化する便利な仕組みですが、運用全体の管理は投資家自身が担う必要があります。植木に水をやるように、定期的に運用状況を確認し、相場環境の変化に応じて、設定の見直しや停止の判断を行うことが重要です。

注意事項

「GPT-Trade」のご利用には別途、投資顧問料手数料がかかります。また、GMOコインの「外国為替FX」では、API経由のお取引の場合、API手数料が別途かかります。

GPT-Tradeは、トレードアドバイザリーテクノロジーズが提供する、暗号資産及びFXの投資に対応した一般投資家向けの売買シグナル提供サービスです。「GPT-Trade」は、当社が運営するサービスではありません。ご不明な点は、サービス提供元(トレードアドバイザリーテクノロジーズ)までお問い合わせください。

GPT-Tradeの公式ページ

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