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【3分で解る】スワップポイントとは?

最終更新日:2024/03/12

外国為替FXにはスワップ収益という特有の収益の出し方があります。暗号資産には持っているだけで報酬をもらえるステーキングがあるように、外国為替FXにも持っているだけで毎日収益を得られるスワップポイントという仕組みが存在します。

毎日貰えるスワップポイントとは

米ドル金利:5%、日本円金利:0%の場合

スワップポイントとは、一言でいうと「2カ国間の通貨の金利差で発生する損益」を指します。通常の売買損益とは別に、金利が高い方の通貨を買い持ちで保持しているだけで、ニューヨーク市場がクローズするタイミング(日本時間午前6時〜7時)を跨ぐとスワップポイントを得ることができます。

外国為替FXは通貨のペアで取引をしますから、必ず特定の通貨を売り、特定の通貨を買っています。そのため、買っている通貨と売っている通貨の金利の差し引きで、スワップポイントが貰えるのか決まります。金利が高い通貨を買っていればスワップポイントが貰えますし、金利が高い通貨を売っていれば、スワップポイントを払うことになります。

どのくらい貰える?

米ドル金利:5%、日本円金利:0%、米ドル/円レート:150円、1万通貨購入の場合

ここでは最もメジャーな通貨ペアの一つである米ドル/円(USD/JPY)を例に挙げて考えてみましょう。米ドル/円(USD/JPY)をロング(買い)するときは、米ドルを買って、日本円を売っていますよね。
例えば、米ドルの金利が5%、日本円の金利が0%、現在のレートが150円と仮定した場合に1万米ドルを買ったとします。そうすると、一日あたりおおよそ以下のスワップポイントが貰えます。

1万米ドル×5%×150円÷365=約205円
注文必要証拠金⇒75,000円

実際のスワップポイントはこちらよりご確認ください。

国によって金利水準は変わりますし、日々の需給の多寡によりスワップポイントは変動しますが、日本は世界で見ても有数の低金利国で、その性質上スワップポイント狙いで日本円を売る人が多いのが現状です。

高金利通貨とは

米ドル金利:5%、メキシコペソ金利:11%、日本円金利:0%、米ドル/円レート:150円、メキシコペソ/円レート:9円、米ドル1万通貨購入、メキシコペソ10万通貨購入の場合

国によって金利水準が変わると書きましたが、もちろん各国の経済事情や金融政策によって、政策金利が高い国もあれば低い国も存在します。金利が高い国の通貨は高金利通貨と呼ばれ、当社ではメキシコペソ、南アフリカランド、トルコリラを取り扱っております。
高金利通貨の魅力は何と言ってもスワップ投資に向いていることです。政策金利が高い傾向にある分、日本円との金利差で多くのスワップポイントを得ることが出来ます。メキシコペソ/円(MXN/JPY)と上記の米ドル円(USD/JPY)のスワップと比較してみましょう。例えば、メキシコペソの金利が11%、日本円の金利が0%、現在のレートが9円と仮定します。
そうすると、一日あたりおおよそ以下のスワップポイントが貰えます。(当社スワップカレンダーが10万通貨表記のため、10万通貨で計算しています)

10万メキシコペソ×11%×9円÷365=約271円
注文必要証拠金⇒45,000円

ここからも分かる通り、高金利通貨は価格の安い通貨が多いため、メジャーな米ドルやユーロと比較するとかなり低コストで取引することができます。これも高金利通貨の大きな特徴の一つと言えるでしょう。
一方で、高金利通貨はメジャー通貨に比べて流通量が少ない分、相場が急変することもありますので、適切な資金管理が必須となります。
メジャーな通貨に慣れてきたら、適切なリスク管理のもと、高金利通貨の運用も始めてみるのも選択肢の一つといえるでしょう。

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