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【3分で解る】テクニカル分析の基本(移動平均線)

最終更新日:2024/01/23

株、外国為替、暗号資産など、世の中には様々な投資対象があります。取引する人たちはどのようにして売買のタイミングを決めているのでしょうか?ここでは初心者でもわかりやすい「テクニカル分析」について解説します。

まずは、トレンド系で代表的なテクニカルである「移動平均線」を紹介します。

過去の一定期間分の価格を平均し、その値を結んだ線を移動平均線と呼びます。英語では(Simple) Moving Averageと呼ばれ、MAまたはSMAと略されます。移動平均線が上昇していれば、相場全体が上昇傾向にあると考えられ、逆も然りです。また、期間の異なる移動平均線の推移する方向、交差から、トレンドや売買タイミングを判断します。

わかりやすいのは2022年の米ドル/円の値動きです。この年は日米間の金利差が拡大し続けたことがきっかけに、大幅な円安ドル高の年になりました。2022年の20日移動平均線と90日移動平均線を例に見てみましょう。

見ての通り、2022年の年初は20日移動平均線(短期線)が90日移動平均線(中期線)の上を推移しており、上昇トレンドと判断できます。そして、年末にかけては20日線が90日線を下抜け交差しました。ここが売りのタイミングと判断できます。その後は2023年の年初にかけて米ドル/円は下落しました。

移動平均線は本当に奥が深く、様々な種類がありますが、最もシンプルな単純移動平均線(SMA)や、直近の値動きに重きを置いた指数平滑移動平均線(EMA)などがよく使用されています。
当社が採用しているTradingViewのチャートには様々な移動平均線がありますので、慣れてきたら自分の取引スタイルに合った移動平均線を探してみるのも面白いですよ。

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