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【3分で解る】レバレッジとは?

最終更新日:2024/01/09

レバレッジとは一言で言うと、手持ち資金より大きな金額を扱って取引を行えるしくみです。このレバレッジを説明するのによく聞く表現として「少ない資金で大きな金額の取引が出来る」というものがあります。だからリスクが高くなり、大損をする可能性があると書かれていることも多いです。
でも、ここでは逆の考え方で見てみましょう。そして、レバレッジのメリットを理解しましょう。
レバレッジをかけないと必要資金は高額
レバレッジで必要資金が少なくなる
レバレッジにより持ちこたえられる値動きが違う

レバレッジをかけないと必要資金は高額

例えば、外貨預金で1万ドルの取引をするとします。1円値上がりすれば1万円の利益が出ます。

では、必要な資金は?
1ドル=100円なら、1万ドルの預金には100万円が必要となります。
(※手数料などは考慮せず)

1万円の利益を出すために100万円の資金が必要ということになり、これはかなり高額です。

そこで「レバレッジ」の登場です。

レバレッジで必要資金が少なくなる

外国為替FXならレバレッジの効いた取引が可能で、仮に2倍の取引の場合、必要な資金は1/2になります。

つまり、1万ドルの取引をするのに50万円あれば良いわけです。
1万円の利益を出すのに50万円で済みます。

次に外国為替FXでレバレッジを10倍にして取引したら1/10の資金、10万円で取引が出来るという事になり、1万円の利益を出すのに10万円で済むわけです。

メリット

決めた金額を取引するのに少ない資金で済む

レバレッジを利用するという事は少ない資金で取引が可能になるという事です。少ない資金で大きな金額の取引をするのではなく、決めた金額の取引をするのに少ない資金で済むという事になります。メリットはここになります。

レバレッジにより持ちこたえられる値動きが違う

そして、どのレバレッジでも1円値上がりすれば1万円の利益が出ます。
逆に1円値下がりすれば1万円の損失が出ます。

ただ、レバレッジが10倍の時は10万円の資金しかないので、もし10円値下がりして90円になれば、預け入れている資金が枯渇してしまい、強制的に取引が終了してしまいます。そうなった場合、その後もし元の100円に戻っても何も残りません。

一方でレバレッジ1倍の場合は10円値下がりしても持ちこたえ、値上がりを期待して持ち続けることができます。

注意点

高いレバレッジは全額を失う可能性もある

つまり、レバレッジを高くすると、少ない資金で効率の良い取引が出来る反面、全額を失う可能性も高まるという事です。適切なレバレッジは相場の動きにより一概に何倍とは言えませんが、相場が動きそうな時は低いレバレッジで、相場があまり動きそうもない時は高いレバレッジでの取引が有効と言えるでしょう。

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