先週の振り返り
- USD/JPYは反発。年初来高値を更新し、151円台に迫る値動きとなった。
- 米1月CPIは予想を上回りドル全面高へ。
- 米1月CPI発表の翌日、神田財務官が円安を牽制する発言を行った。
- 神田財務官の発言もあり、年初来高値更新後のUSD/JPYは軟調に推移。
- 英1月CPIは予想を下振れポンド売りが強まった。
- 米1月小売売上高は予想を下回りUSD/JPYは一時150円割れも、押し目は限定的。
今週の見通し
- 19日(月)は米国休場、23日(金)は本邦祝日につき、各時間帯の流動性低下には注意。
- 米CPIが予想を上振れたことで、FRB高官の発言により注目が集まりそうだ。
- USD/JPYが150円台に上乗せしたことで為替介入への警戒が高まっている。
- 年初来高値を更新する151円台からはレートチェックの可能性がありそうだ。
- 22日(木)は欧米各国2月PMI(速報値)が発表。先月同様に欧・米で明暗分かれるか。
今週注目の通貨ペア
「GBP/USD」
- 先週の英・米1月CPIは二国間の差が顕著であった。
- 22日(木)の2月PMI(速報値)でも差が出るか注目したい。
- 日足では200日線下抜けをトライ。高値を切り下げており下抜けに期待したい。
戦略
2/12週高値を上抜ける1.2685ドルを撤退目途に、同週高値と安値の半値戻しの水準となる1.2610ドル以上で成行売り。利益確定は2月安値の1.2520ドル付近をターゲットとする。
今週注目の経済指標
2/20(火)
24:00 米国 1月景気先行指標総合指数(前月比)
2/21(水)
04:00 米国 米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨
2/22(木)
17:30 ドイツ 2月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値)
17:30 ドイツ 2月製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)
18:00 ユーロ 2月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値)
18:00 ユーロ 2月製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)
18:30 英国 2月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値)
18:30 英国 2月製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)
22:30 米国 前週分新規失業保険申請件数
23:45 米国 2月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値)
23:45 米国 2月製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)
2/23(金)
16:00 ドイツ 10-12月期国内総生産(GDP、改定値)(前期比)
16:00 ドイツ 10-12月期国内総生産(GDP、改定値)(前年同期比)
16:00 ドイツ 10-12月期国内総生産(GDP、改定値、季調前)(前年同期比)
18:00 ドイツ 2月IFO企業景況感指数
※本レポートは2/16 14:30頃作成したものです。
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