先週の振り返り
- 週を通してドル買いが旺盛。USD/JPYは再び151円台へ。
- 植田日銀総裁は「物価見通しについて誤っていた」と発言。
- FRB高官からはタカ派的発言が相次ぎ、追加利上げの可能性が残された。
今週の見通し
- 円安が大きく進行中。上値を試す展開では神田財務官の発言に注意したい。
- 米CPI、PPI、小売売上高など米国重要指標が目白押し。一方的なドル買いには要警戒。
- 特に米10月CPIは予想より上振れなら追加利上げの正当性が高まりそうだ。
- 英、豪の雇用統計が発表予定。ドル独歩高続いており、上振れは売り場を作りそうだ。
今週注目の通貨ペア
「GBP/USD」
- 英国の経済指標は低調な結果が続いており、15日発表のCPIも大幅な低下が見込まれる。
- 先週は一週間かけて3日急騰の上げ幅をすべて失う展開となった。
- 日足一目均衡表では雲に上値が抑えられている。
戦略
1.2315ドル上抜けを撤退目処に、1.2230ドル付近で成行売り。利益確定は1.2070ドル付近をターゲットとする。
今週注目の経済指標
11/14(火)
16:00 英国 10月失業率
19:00 ユーロ 11月ZEW景況感調査
19:00 ユーロ 7-9月期四半期域内総生産
19:00 ドイツ 11月ZEW景況感調査
22:30 米国 10月消費者物価指数(CPI)
11/15(水)
08:50 日本 7-9月期四半期実質国内総生産
16:00 英国 10月消費者物価指数(CPI)
22:30 米国 10月小売売上高
22:30 米国 10月卸売物価指数(PPI)
22:30 米国 11月ニューヨーク連銀製造業景気指数
11/16(木)
09:30 豪州 10月失業率
22:30 米国 11月フィラデルフィア連銀製造業景気指数
11/17(金)
16:00 英国 10月小売売上高
22:30 米国 10月住宅着工件数
※本レポートは11/10 15:00頃作成したものです。
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