先週の振り返り
- 日銀は現状維持のハト派。USD/JPYは年初来高値更新。
- FOMCも現状維持。利上げ余地残すも、今後のインフレデータ次第。
- 本邦当局は為替介入へのトーンを強めた。神田財務官は「スタンバイ状態」と発言。
今週の見通し
- 円安が大きく進行したものの、昨年高値(151.94円)を超えは要警戒ゾーン。
- 豪・政策金利が発表予定。予想は0.25%の利上げとなっている。
- 先週発表された豪・第3四半期CPIは予想を上振れたことで利上げ観測が高まっている。
- 10日(金)はミシガン速報値が発表予定。先週はISM製造業悪化からドル売りへ。ソフトデータの悪化は要注意。
今週注目の通貨ペア
「USD/JPY」
- 日銀はハト派を維持。介入への催促相場となりそうだ。
- 日足一目では基準線付近での買いが強い。
- 昨年高値(151.94円)より上では介入への警戒が強まりそうだ。ヘッドラインを注視したい。
戦略
149.45円下抜けを撤退目処に、150.20円付近で成行買い。利益確定は151.90円付近をターゲットとする。
今週注目の経済指標
11/6(月)
08:50 日・金融政策政策決定会合議事要旨
18:30 英・10月建設業PMI
11/7(火)
09:30 豪・ 豪準備銀行政策金利発表
19:00 欧・9月PPI
11/8(水)
19:00 欧・ 9月小売売上高
11/9(木)
22:30 米・ 前週分新規失業保険申請件数
28:00 米・ パウエル・FRB議長 発言
28:00 メキシコ中銀政策金利発表
11/10(金)
16:00 英・第3四半期GDP
24:00 米・11月ミシガン大学消費者態度指数・速報値
※本レポートは11/2 13:00頃作成したものです。
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