先週の振り返り
- USD/JPYは節目の150円を抜けて150円台定着へ。。
- 26日発表の米・小売売上高は予想を上振れドル全面高となった。
- 所々で円買いらしき急変動があり、週を通して為替介入への警戒感が現れていた。
- ラガルト・ECB総裁は年内のユーロ経済が弱いと発言。
今週の見通し
- 日・米・英と政策金利発表が続く。いずれも要警戒。
- 31日の日銀政策決定会合に向けてタカ派寄りの報道も観測されている。
- USD/JPYは昨年高値(151.94円)に迫っており、為替介入には引き続き要警戒。
- 2日午前3時のFOMCは金利据え置きが濃厚。
- 米長期金利は5%を超えてきており、追加利上げ不要の論調が高まっている。
- 英中銀は前回が5対4で据え置きと、委員内でも意見が別れており、今回も要注目。
- 英経済はPMI等からも弱さが目立つ。ハト寄りの結果ならポンド売りが強まりそうだ。
- 3日は米雇用統計。ドル買い方向への一方的な変動には警戒したい。
今週注目の通貨ペア
「GBP/JPY」
- 英インフレ関連データは悪化しており、ポンド売りに繋がりそうだ。
- 英中銀は据え置き票が増えればハト派的見方が強まる可能性。
- ドル建てではポンドの弱さが目立つ。円買い強まれば下押しが強まるか。
- 日足一目は一時三役逆転も雲の中へ。直近サポートの181円が意識されそうだ。
戦略
183.85円上抜けを撤退目処に、182.70円付近での戻り売り。利益確定は今月安値付近の181.00円付近をターゲットとする。
今週注目の経済指標
10/30(月)
18:00 ドイツ 7-9月期国内総生産
10/31(火)
未定 日本 日銀金融政策決定会合
15:30 日本 植田日銀総裁記者会見
19:00 ユーロ 四半期域内総生産
23:00 米国 10月消費者信頼感指数
11/1(水)
21:15 米国 10月ADP雇用統計(前月比)
23:00 米国 10月ISM製造業景況指数
23:00 米国 9月雇用動態調査(JOLTS)求人件数
27:00 米国 米連邦公開市場委員会(FOMC)
11/2(木)
17:55 ドイツ 10月失業率
21:00 英国 英中銀・政策金利発表
21:30 米国 前週分新規失業保険申請件数
11/3(金)
21:30 米国 10月失業率
23:00 米国 10月ISM非製造業景況指数
※本レポートは10/27 14:00頃作成したものです。
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