先週の振り返り
- 先週の中銀ウィークはドルの強さが際立つ結果となった。
- ポンドドルは英CPI下振れと英中銀金利据え置きを受けて今年5月来の水準へ下落。
- FRBは追加利上げの検討へ。米金利の高止まりは継続。
- 日銀は金融緩和の継続を表明。植田総裁の会見もハト派に解釈された。
今週の見通し
- 日銀がハト派姿勢を表明し、為替介入リスクが燻る。
- 特に英国はインフレ沈静化の兆し。経済動向の弱さに注目が移る。
- 独IFOと失業率が堅調であればECBに利上げの正当性を与えそうだ。
- 米・PCEコアはFRBがインフレ指標として注目している指標の一つ。堅調ならばこちらも利上げに正当性を与えそうだ。
今週注目の通貨ペア
「GBP/JPY」
- 先週発表されたCPIは低下し、金利の低下が顕著となった。
- 先週はディセンディングトライアングルを形成し、下げ足を早めた。
- 一目均衡表では抵抗帯下限に上値が抑えられている。
- 先週末の戻り高値が182.30円付近で抑えられた。この水準では上値が重くなりそうだ。
戦略
先週下げ足を早めた182.45円上抜けを撤退目処に、181.70円付近での成行売り。利益確定は先週安値付近の180.75/80円をターゲットとする。
今週注目の経済指標
9/25(月)
独・9月IFO景況感指数
9/26(火)
米・8月新築住宅販売件数
9/27(水)
豪・8月消費者物価指数
米・8月耐久財受注(速報値)
9/28(木)
豪・8月小売売上高
独・9月消費者物価指数(速報値)
メキシコ・8月失業率
米・第2四半期GDP(確報値)
メキシコ・政策金利発表
9/29(金)
独・9月失業率
米・8月PCEコア・デフレータ
米・9月ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)
※本レポートは9/25 13:00頃作成したものです。
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