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2023年5月～6月に予定されている、犯罪による収益の移転防止に関する法律、政令、施行規則、及び事務ガイドライン等（以下、法律等）の改正内容の施行により、トラベルルール等の新しい規制が法律等として導入されることになります。
トラベルルール導入後は、お客さまが暗号資産を送付する際に以下の対応が必要となります。
1. 国内を含む、金融庁が指定する国・地域の当局に登録されている暗号資産交換業者に送付する場合
暗号資産の送付と同時若しくは事前に、法律等で定められた通知事項を送付先の暗号資産交換業者へ通知することが必要となります。
当社と送付先の暗号資産交換業者で採用する通知システムが異なるなど、通知を行えない場合には暗号資産の送付依頼を受け付けられないことがあります。
2. 上記に該当しない暗号資産交換業者やプライベートウォレット（アンホステッド・ウォレット）等に送付する場合
送付先への通知は必要ありません。これまで通り、事前に宛先情報をご登録いただいた後に、暗号資産の送付依頼を受け付けます。
JVCEA（一般社団法人日本暗号資産取引業協会）から発出された下記のお知らせも合わせてご参照ください。
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JVCEA:犯罪による収益の移転防止に関する法律施行令の一部を改正する政令案等の施行に伴うトラベルルール対応についてのお知らせ
https://jvcea.or.jp/news/main-info/20230322-001/
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なお、本件に伴う当社の対応の詳細につきましては、決まり次第お知らせいたします。
■トラベルルールとは？
トラベルルールとは、「利用者の依頼を受けて暗号資産の送付を行う暗号資産交換業者は、送付依頼人と受取人に関する一定の事項を、送付先となる受取人側の暗号資産交換業者に通知しなければならない」というルールです。
このルールは、FATF(金融活動作業部会)が、マネーロンダリング及びテロ資金供与対策についての国際基準（FATF基準）において、各国の規制当局に対して導入を求めているものです。
■トラベルルールの目的は？
テロリストその他の犯罪者が自由に電子的な資金移転システムを利用することを防ぎ、不正利用があった場合にその追跡を可能とすることを目的とするものです。
その他、制度の詳細につきましては、以下のURLをご参照ください。
・金融庁：暗号資産の移転に際しての移転元・移転先情報の通知等（トラベルルール）について
https://www.fsa.go.jp/news/r2/sonota/20210331.html
・JVCEA:当協会が定める自主規制規則におけるトラベルルール対応についてのお知らせ
https://jvcea.or.jp/news/main-info/20220301-001/
今後ともGMOコインをよろしくお願いいたします。
